太陽を浴びて整える夏の身体づくり:アウトドアフィットネスで健康に!
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太陽を浴びて整える夏の身体づくり:アウトドアフィットネスで健康に!

Friday, 08 August 2025

ハイキングやビーチヨガなど、自然の中での運動は、夏にこそ取り入れたいフィットネススタイルです。アウトドアでの活動は、ストレス軽減や集中力アップ、気分の高揚にもつながり、室内運動よりも“自然とのつながり”が健康に強力な効果をもたらすといわれています。

今回は夏の身体づくりに適した、アウトドアフィットネスのメリットや、具体的な楽しみ方を解説します。

アウトドアフィットネスの主なメリット

自然に触れながら身体を動かすアウトドアフィットネスは、ストレス軽減や免疫力アップ、筋力アップなどさまざまなメリットが得られるといわれています。まずはアウトドアフィットネスの主なメリットを確認していきましょう。

 

<1. 心とストレスへの作用> 

緑地や海辺の自然環境が気分を明るくし、ストレスや疲労を軽減することが、複数の研究で明らかになっています。米国のランダム化比較試験では、自然環境での1時間のウオーキングは、都市部や室内での運動に比べて、疲労感が大きく減り、活力・前向きな感情が大幅に向上したと報告されました。

 

具体的には「疲労」「不安」「怒り」が抑えられ、「活力」「ポジティブ感情」「リフレッシュ感」が強く向上したという結果が得られています。

 

また、自然環境では、自律神経の中でも副交感神経が優位になりやすく、心拍や血圧の回復が自然かつ速やかになります。

 

緑地や森林での活動後には、「血圧の低下」「心拍数・コルチゾール(ストレスホルモン)の減少」などが確認されており、ストレス反応が押さえられ、自律神経のバランスが整うことが証明されています。

(参考:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40403944/)

 

<2. 自然光でビタミンD補給&免疫力アップ>

太陽からの紫外線B波(UVB)は体内でビタミンDを生成し、骨の健康や免疫システムのサポートに役立つといわれています。ビタミンDがカルシウムやリンの腸吸収を促し、骨密度を維持してくれるのです。

 

また、ビタミンDは体内で「抗菌ペプチド」という、小さな細菌・ウイルス撃退物質を増やし、免疫細胞を活性化させます。

 

感染予防と炎症を抑える役割も担っており、夏の太陽を適度に浴びることでこれらの強化につながります。

 

<3. 多様な地形でバランス・筋力アップ> 

山道や砂浜といった不安定&起伏のある地形は、バランス感覚・筋肉・神経を同時に刺激することができます。

 

例えばビーチでの歩行は、平地よりも最大約30%以上負荷が高く、筋力トレーニング的効果が得られるのです。

 

また、山道のハイキングでは、エネルギー消費が約28%アップする他、股関節・膝・足首など多くの筋肉・関節が強化され、姿勢・安定性の改善にもつながることが研究で報告されています。

(参考:https://orthosouth.org/patient-education/the-pros-cons-of-walking-on-the-beach)

夏におすすめの2大アクティビティ

夏のアウトドアフィットネスでおすすめのアクティビティーは、「ハイキング/トレッキング」と「ビーチヨガ/パークヨガ」です。これらのアクティビティーがなぜ良いのか、詳しく見ていきましょう。

 

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<1. ハイキング/トレッキング>

ハイキングやトレッキングが良い理由は、全身・体幹・下半身を強化できる点です。山道や起伏のあるトレイルでは、脚やお尻、体幹の筋肉が不規則な地形に対応して強く働きます。

 

特に登り坂では太ももやふくらはぎに負荷がかかり、下り坂ではブレーキ筋(膝や股関節周り)を使います。一般道より約28%多くカロリーを消費し、心肺能力の向上が期待できるのも良い点です。

 

また、森林浴によってストレスホルモンが低下し、気分が高揚するなど、メンタル面にも好影響が期待できます。自然の中の90分ウオーキングで、神経活動に変化が見られるという研究もあります。

さらに、友人や家族と共に歩くことで会話や共有体験が生まれ、関係性が深まるのも良い点です。日常の生活以上に、強いつながりを感じることができるでしょう。

 

(参考:https://www.nps.gov/subjects/trails/benefits-of-hiking.htm

https://www.newsweekjapan.jp/stories/lifestyle/2025/03/541699.php)

 

<2. ビーチヨガ/パークヨガ> 

海辺や緑地で行うビーチヨガ/パークヨガがおすすめの理由は、リラクゼーション効果が抜群であることです。波音や海風、緑に囲まれた屋外環境はリラックス効果を高め、ストレスホルモンのコルチゾールが低下するといわれています。

 

また、砂地は平地よりも不安定であることから、身体が反応し、自然と体幹やバランス力が鍛えられるメリットもあります。バランス保持が難しいため、姿勢も整いやすくなるのです。

 

さらに、自然の風景や音に触れたあとは、集中力や注意力、問題解決能力が改善される結果が多数報告されており、ビーチヨガやパークヨガは、これらの効果も期待できるとされています。

 

ただし、夏場は外気温や地面が高温になる可能性があるため、早朝など涼しい時間帯に行うのがおすすめです。

続けやすくするコツ&楽しみ方

アウトドアフィットネスを楽しく続けるコツは、仲間と一緒に取り組むことです。励まし合いや達成感が生まれ、モチベーションがアップし継続しやすくなります。

 

また、好きな音楽を流しながら身体を動かしたり、終了後にピクニック気分の軽食やおしゃべりを楽しんだりすることで、非日常感と満足感が高まります。

 

加えて、アウトドアフィットネスを安全に続けるためには、日焼け対策や熱中症対策をしっかり行うことも大切です。水分補給と状況に応じた適切な服選びで、快適に行えるよう工夫しましょう。

自然の中での運動は心にも身体にもメリットいっぱい! 

自然環境で身体を動かすアウトドアフィットネスは、ストレス軽減や筋力アップなど心身へのポジティブな効果が期待できる、夏こそ取り入れたいフィットネスです。

 

ハイキングやビーチヨガの後には、グリーングロワーズのプラントベース・ミールで、身体の回復と自然への優しさを同時に満たすのもおすすめです。

 

例えば、週末に海辺や公園で軽く動いた後、温めるだけのミールを仲間と楽しむのも良いでしょう。自然を感じながら身体を動かすヘルシーな夏習慣を、あなたもライフスタイルに取り入れてみませんか?

 

(参考:https://mygreengrowers.com/gg-meal/)

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