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ヴィーガンは痩せすぎてしまう?健康的な体を目指すためには
Friday, 04 November 2022
そこで今回は、ヴィーガンで痩せすぎてしまう原因や健康的な体を目指すポイント、痩せすぎを防ぐおすすめヴィーガン食材を紹介します!
ヴィーガンが痩せすぎてしまう原因は?
「ヴィーガンは痩せすぎてしまう?」という疑問に対して結論からお伝えすると「取り入れ方次第で痩せすぎてしまう可能性がある」ということです。逆を言えば、ヴィーガンを実践する人がみな痩せすぎてしまうわけではありません。
では、ヴィーガンを実践していて痩せすぎてしまう原因はどこにあるのでしょう。ヴィーガンで痩せすぎてしまう原因として考えられるのは「カロリーが足りていない」「偏ったものばかり食べている」の2つです。それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
<カロリーが足りていない>
ヴィーガン食は植物性食品のため、もともとカロリーが低い傾向にあります。同じたんぱく質を摂るにしても、動物性食品の肉に比べて植物性食品の大豆は脂質が少なく、カロリーも低めです。
意識してカロリーを摂らないと痩せすぎてしまう可能性は十分にあるでしょう。
<偏ったものばかり食べている>
ヴィーガン食は完全菜食主義とも呼ばれるため、野菜中心の食事になる人は多いでしょう。しかし、野菜からはビタミン、ミネラル、食物繊維などは摂取できますが、炭水化物や脂質を摂取することはなかなか難しいです。
結果的に栄養不足となってしまい痩せすぎにつながってしまいます。ヴィーガン食といっても野菜ばかり食べるのではなく、植物性食品の中でバランス良く食べることが重要なのです。
ヴィーガンが健康的な身体を目指すポイント
ヴィーガンを実践していても、痩せすぎず健康的な身体を目指すポイントは「カロリーをしっかり摂る」ことと「炭水化物(糖質)、脂質を植物性食品からしっかり摂る」の2つです。
カロリーや栄養が不足しないよう、野菜だけではなく炭水化物や脂質が含まれる食材を意識して食べるようにしましょう。
植物性食品にも、炭水化物や良質な油を含むものがあるので、積極的に取り入れることが痩せすぎを防ぐポイントです。
痩せすぎを防ぐためのおすすめヴィーガン食材
では、炭水化物や良質な油を含むヴィーガン食材にはどのようなものがあるでしょうか。
<玄米>
玄米にはビタミンBやミネラル、食物繊維など、白米ではとれない栄養素が豊富に含まれています。主食には玄米を摂るのがおすすめです。
<さつまいも>
さつまいもには炭水化物だけでなく、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
自然な甘味が感じられるため満足感があり、おやつにもおすすめです。低温でじっくり焼くと、より甘さが引き出されておいしくなります。
加熱したものを冷凍保存しておけば、小腹が空いた時にもレンジで温めてすぐに食べられるため便利です。
<アボカド>
アボカドは森のバターとも呼ばれており、全体の20%を脂質が占めています。脂質のほとんどは良質な油である不飽和脂肪酸のオレイン酸とリノール酸で、コレステロールの心配はありません。
<バナナ>
バナナは果物の中でも糖質を多く含んでおり、カリウムやマグネシウムも豊富です。腹持ちも良く、忙しい時の朝ごはんにもおすすめです。
<アーモンドやくるみなどのナッツ類>
ナッツ類は意外とカロリーが高く、不飽和脂肪酸のオレイン酸など良質な脂質が多く含まれています。1日25g程度を目安に食べると良いでしょう。
ナッツにはビタミンEも含まれています。食べる際には塩分を摂り過ぎないように、無塩の素焼きタイプがおすすめです。
<オリーブオイル>
オリーブオイルもアボカドやナッツ類と同じく、オレイン酸やリノール酸といった不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
ただし注意点としては、オリーブオイルの中には添加物を含むものもあることです。そのため、品質の高い無添加の「エキストラバージンオリーブオイル」を選ぶようにしましょう。
サラダにオリーブオイルをかけるなど、料理にちょい足しして使うのもおすすめです。
痩せすぎを防いでヴィーガン食をとろう!
ヴィーガンが痩せすぎてしまう原因は、カロリー不足と偏った食事による栄養不足と考えられます。今ヴィーガンを実践している人も、これから実践しようと考えている人も、今回紹介したポイントを頭に入れておくと良いでしょう。
植物性食品にも良質な炭水化物や脂質を含むものはありますので、意識して食事に取り入れてみてください。
正しくヴィーガンを実践し、痩せすぎを防いで健康的な体を目指していきましょう!
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