日本を含む先進国では、当たり前のように電気やガスを利用できます。しかし、世界に目を向けてみると、電気やガスを使うことができない人が多く存在しているのです。
また、普段私たちが利用しているエネルギーは地球温暖化の原因になるとして問題視されています。これらの解決策として生まれたのがSDGs7の目標です。今回はSDGs7の目的や必要な理由、現状や課題などを解説します!
SDGs7「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」は、すべての人が安価で近代的なエネルギーを使えるようにし、環境に優しいクリーンなエネルギーを増やすことを目的として定められた目標です。
目標は5つのターゲットで構成されており、2030年までに世界における再生可能エネルギーの割合を拡大させることや、途上国の人々に近代的で持続可能なエネルギーサービスを届けられるよう、インフラの拡大と技術の向上を推進することなども含まれています。
(参照:7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに)
SDGs7の目標が設定された背景には、エネルギーにまつわるさまざまな問題があります。
SDGs7を達成するためには、途上国の人々に電力を届け、再生可能エネルギーを広めることが重要課題となります。
これまで通り化石燃料のエネルギーを使い続けたとしたら、近い将来燃料である資源が枯渇し、さらに温暖化が進むと考えられます。
いますぐ再生可能エネルギーを導入するのは難しいかもしれませんが、ひとまず調べてみるのも良いでしょう。
また、日常生活の中で省エネを心がけるのも大切です。すべての人が持続可能でクリーンなエネルギーを使える未来を目指し、行動していきましょう。
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